MeeTooというムーブメントの裏側

こんにちは、"デキる人材になれる・作れる・育てれる!"人材育成コンサルタントの松山カイトです



性暴力の被害に遭った人が声をあげ、                                                      性暴力を許さないという意志                                                    を社会に示す、MeTooという                                                           ムーブメント




先日の1月9日のブログでも                                                   取り上げました。




それが今、日本でも                                                         ジャーナリストの伊藤詩織さん                                                     がレイプ被害を実名で告発した                                                         のをきっかけに、Twitterの                                                          ハッシュタグで「#metoo(私も)」                                                 と被害を告白する人が増えている                                                     といいます。




この動きに対し、30代前半の                                                   女性医師が、「私も声をあげたい」                                                      と立ち上がりました。




医療現場でもセクシュアル                                                      ハラスメントがあり、これ以上、                                                  見過ごしていたくないのです」

最も難しい国家資格の一つで、                                                   実力がものを言うように見える医師                                                    の世界でも、理不尽な被害に                                                    苦しめられている人がいるというのです。




被害の実態とは?


数年前まで外科医として働き、                                                   今は大学院で研究しているという                                                    その女性医師は、トップクラスの                                                   女子校の出身。


 

関東にある医大に進学し、                                                     公立病院の外科で研修医として                                                    スタートを切りました。




指導医は40代の男性医師だったそう。

手術中でも休憩中でも、                                                       性的な発言が飛び出すのは日常茶飯事




ちょっと化粧をしたり、夕方に                                                 歯を磨いていたりすると、                                                   『これから婚活か?』  

遅くまで仕事を頑張っていると、                                                  『仕事と結婚するのか?』                                                    『お前、夜の生活はどうなってるんだ』                                                 とからかわれる。




終いには『俺の若い頃はやった                                                     女の数だけバッジをつけていたぞ』                                                      と自慢話

その時は『いい人いたら紹介して                                                    くださ~い』『先生すごいですね』                                                   と笑って受け流していたそう。




そうした物分かり良く話を                                                       聞いてあげる女の子を演じることで、                                                 目をかけて指導してもらった                                                  といいますが、セクハラは                                                   エスカレートしていったといいます。




別の既婚者の指導医には、                                                     プライベートでも頻繁に誘われる                                                  ようになったとか 

当時は恋愛感情だと思い込み、                                                   『気に入られて嬉しい』とも思っていた                                                   もの。




しかし、今思うとセクハラでした。                                                外科の世界では、指導医に難しい                                                 症例を回してもらえるか、教科書では                                                 身につかない実技をやらせてもらえるか                                                 が勝負といいます。




教えてもらいたかったし、                                                       チャンスを与えてほしかった。                                                    そういう気持ちにつけ込んで                                                     相手も誘ってきたと振り返ります。




その関係は、指導医が女性医師が                                                   担当している患者にも手を出している                                                  ことが発覚して終わったのだそう。

後に、その指導医は院内の様々な                                                     医療職と性的関係を持っている                                                      という噂も出たといいます。




次に勤めた総合病院の男性外科医も、                                                   手術の腕は抜群で尊敬を                                                       集めていたが、セクハラ発言                                                   がひどく、「手術室で患者さんに                                                     麻酔をかけた後に、『胸が小さいな』                                                  『胸が大きいな』『デブだな』と、                                                   医療上の必要はないのに                                                       患者の身体的な特徴を言う。




麻酔をかけた後に男性患者の                                                          陰茎が勃起したのを私に見せて、                                                  『どう?こういうの?』と聞く                                                         ことも。『こんなこと、患者                                                               さんが寝ている間に言うんですね』                                                         と陰で研修医から呆れたように                                                             言われ、『そうだね。ごめんね』                                                              と女性はなぜか謝っていました。


別の女性医師は男性医師に                                                             「いつか留学したい」と夢を                                                              話すと、「結婚相手もいないのに                                                           いいの?」「子供はどうするの?」                                                            と聞かれるのが常だったといいます。


医師の世界では留学がキャリア                                                           アップのステップになるのは                                                                常識とはいうものの、女性は                                                           希望の分野や大学を聞かれる                                                          のではなく、プライベート                                                             なことを聞かれる。


こうした被害は、かの女性に                                                           限りません。

多いのは、指導と引き換えに                                                               セクハラを黙って受け入れ                                                              させられるという構図


ある大学病院で、指導医に                                                              性的関係を迫られ『嫌なら                                                            指導しない』と。


この業界は狭く、次が見つかる                                                               あてもないので、嫌でしたが                                                       しばらく関係を続けることになり、                                                              後にわかったのが、その医師は                                                              同じ手口でセクハラを繰り返し、                                                             後輩の女性医師も相当被害に                                                                遭っていたといいます。


「医療界に限らず、日本社会                                                               ならどこにでもある通過儀礼です。                                                            セクハラやパワハラを乗り越えた                                                           人間だけが愛されて指導を                                                             受けられるから、泣き寝入り                                                              せざるを得ない」と、業界に                                                                  指導と引き替えのセクハラが                                                              蔓延しているといいます。


妊娠・出産に伴う嫌がらせ                                                     であるマタニティー・ハラスメント、                                                         マタハラも深刻だといいます。




放射線を浴びる検査があるので、                                                            検査ができない医師は医局人事の                                                              頭数から外して、他の病院から                                                           補充を得たいということを理由に、                                                          妊娠を希望する女性は100人ほど                                                         集まる医局会で“妊活宣言”を                                                       しなければならなかった。


妊娠中に当直の回数を月2回から                                                           1回に減らした際、「サボっている」                                                     と上司に陰口を言われた。


妊娠中に前から決まっていた                                                                学会発表の準備をしている時に、                                                          「大変なのはわかるけれども、                                                            仕事と家庭が両立できないのなら、                                                             他の人に譲るとかしてもらわないと」                                                           と別の医師がいる前で嫌味を言われた。


とマタハラも一段と深刻なよう。




厚生労働省発表によると、全国の                                                            医師のうち、女性医師は21.1%。




最近では医学部に占める女子学生                                                          の割合は3分の1まで増えているが、                                                           依然として男社会であること                                                            には変わりないようです。


37病院、619人の研修医に虐待や                                                            嫌がらせに関するアンケート                                                             をとった国立国際医療研究                                                              センターなどによる調査では、                                                            回答のうち85%に当たる人が                                                                  虐待やセクハラを受けた経験が                                                             あったとのこと。




なぜこれだけセクハラが蔓延するのか?




医療界でセクハラが多い理由の                                                            1つは、医師が若い頃から                                                              置かれてきた環境に要因の                                                              一つがあると見れます。




それは学歴社会のヒエラルキー                                                            のトップにいて、幼い頃から                                                                 家庭でも学校でもチヤホヤされ、                                                     医師免許を取れば看護師や                                                                製薬会社の人に『先生、先生』                                                            ともてはやされる


医学生時代から男性医師との                                                             結婚を狙う外部の女子学生に                                                       おだてられ、働き始めれば                                                               自分の指示で他の医療職を                                                                  動かせる存在になります。                                                             周りもつけあがらせるし、                                                               増長する要素が揃っているから                                                                                                と分析する人も。


医学部時代にもそれを補強                                                             する文化があるといいます。




ある医大では、文化祭の前夜祭で                                                             体育会系サークルの男子学生が                                                       複数で全裸になり、女子学生                                                            もいる前でマスターベーション                                                            をして精液を飛ばすのが                                                                 盛り上がる出し物となっていた。


それがセクハラに疑問を持つ人                                                 がいても外部に話すことが出来ず                                                誰かが反逆した場合、一気に                                                  その人への攻撃が強まるので                                                  何も言えない状況を生み出す                                                  と見えます。


自身でも医療業界を見てきた身                                                 としてみる限り、こうした                                                   セクハラは少なくないと                                                    感じています。


だからこそ、その理由となる                                                  1つ1つを潰していく努力を                                                  しなければ、いつまでも変わらない。


それどころか、時には助長し                                                  過ぎてかけがえのないモノを                                                  失う事になる気がしてなりません。


相手を想う気持ち、そして業界                                                 として主体的に取り組むことが                                                 将来の日本の医療を支える土台                                                 となろうと思います。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 

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