今、韓国で話題の〇〇

こんにちは、


"デキる人材になれる・


作れる・育てれる!"


人材育成コンサルタントの


松山カイトです


 


今年に入り韓国で熱い話題


なっているのは何でしょう?




それはいよいよ1週間後に迫った


平昌冬季オリンピック




そう、正解!




実はそれともうひとつ話題


になっている事があるのです。




それは「最低賃金の引き上げ」です。


 


韓国ドラマを見ていると、


いくつものアルバイトを


かけ持ちしながら生活する


苦学生や就活生の姿を写しています。




韓国では、金銭的に厳しい家庭で生まれた


彼らのことを「フッスジョ(土製の匙)」といい、


実際、学費を稼ぐために休学する学生も


珍しくないのだそう。


 


現役学生(21歳)からすれば、


「日本人はアルバイトで生活が


なんとか成り立つことが羨ましい。」と言います。




韓国は最低賃金が安すぎて、


寝る間を惜しんでアルバイトを


かけ持ちしても暮すのは


カツカツなんだそう。


 


ちなみに「フッスジョ」に相対するのは、


金銭的に恵まれた家庭に生まれた


クムスジョ(金の匙)」と言います。




実はコレ、2015年の流行語で、


親の財力によって子の人生が決まる


という社会階級論のたとえなんです。


 


そんな韓国で、アルバイトやパートの


最低賃金が2018年1月から


大幅に引き上げられたのです。




これは良いことと捉えがちですが、


実はそこには落とし穴が!




賃金を上げる代わりに


アルバイトのご飯代なしとか、


実際の賃金減という逆説


起きているといのです。




業種によっては、病院などで


最低賃金の負担を受け、


夜間治療休日診療をなくす


という施設も出てきているようです。


 


韓国のムン・ジェイン大統領が


昨年の大統領選挙で公約の


一番に掲げていたのは「働き口」。




当然それに大きく呼応したのが


就職難で喘いでいる20~30代で、


この年代は文大統領の中心支持層となりました。




大統領が昨年5月に就任すると


さっそくこの「働き口」についての


政策を矢継ぎ早に打ち出しました。




公務員や公社などの公共機関での


非正規社員を正社員に格上げさせたり、


公務員定員枠を広げたり。




そして、この最低賃金引き上げ


そのひとつとなりました。


しかし、雇われる側として良い結果だし、


景気も良くなりそうなイメージですが


なぜ問題になっているのでしょうか?


実は韓国において、最低賃金は


ここ数年7~8%ずつ引き上げ


られてきたのですが、


それを16.4%と今回一気にアップ


させたのが要因ともされています。




(日本では都道府県ごとに


最低賃金が決められていますが、


韓国では全国一律。)




そして、施行が今年からと発表されると、


短期間での大幅な引き上げに


雇用主側から反発する声が上がったのです。


 


ある雇用主は、「アルバイトの数を減らして


私が代わりに働くか、時間を短縮させるか。


どっちにしても一方的なこんな上げ方は


事業主のことをまったく考えていない!


人気取りもほどほどにしてほしい!!」


とぼやいていたようです。


アルバイト斡旋会社の調査においては、


雇用主の70%以上が今回の引き上げに


不満を表わしていて、引き上げが始まれば


アルバイトの数を減らすと答えた人は


80%もいたとのこと。


これは何を意味するのでしょう?


このままバイトの数が減れば、


ある所に負担が集中し業務放棄


を招きかねません。


つまりそれは仕事の質を落とすこと


を意味しています。




それでも政府は2020年まで


最低賃金を1万ウォン(約1000円)にまで


引き上げるとも言っており、


もう少し後ろに延ばしてほしい


という声が高く挙がっています。




本来ならば日本のように


ゆっくりと少しずつ引き上げるのが


最善とは言われてます。




しかし、韓国の今までの最低賃金は


OECD(経済協力開発機構)の中では低く、


早い成果を求めすぎた結果が


双方の負担になってしまい、


人員カットなどで仕事も減り始めている


という指摘が出始めているようです。


 


この最低賃金引き上げを巡り、


いまだに熱い議論が展開され、


引き上げの影響は物価にも出始めているのです。




ある人気の中華料理店でも1品あたり


1000ウォン(約100円)くらい値段が上がっており、


理由を聞くと「最低賃金引き上げで、


人件費がかかりますから……」との返答。


 


実はコレ、2020年の東京オリンピック


の時期に同じ事が東京でも起きかねない


という見方もあります。


先を見据えて、今から徐々に賃上げをする。


その機会がありながら、そこに投資をするのか?


違う先に投資をするのか?はたまた消費するか?


ため込むか?




雇用主の手腕が問われる2年になりそうですね。


 


ちなみに韓国の自営業では人件費が25%、


賃貸料が8%ほどを占めると言われています。


 


あなたの会社の人件費はどれくらい??


 

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